キャロル&チューズデイ 1話
2019アニメ『キャロル&チューズデイ』1話についてあれこれ書いていきたいと思います。
※ネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
キャロル&チューズデイ 1話
#1「True Colors」
それはまるで奇跡だった
そう、火星の歴史に刻まれることとなった奇跡の7分間
これはその原動力となった2人の少女の物語である
「True Colors」はシンディ・ローパーによる86年のヒット曲
Mars
この作品の舞台は火星、二人が出会ったアルバシティはすごく未来的ではありますが、火星では、発達したAI技術によってカルチャーが支配されているのです。
そんな中でも、昔音楽関係の仕事をしていた方の飲み屋でのシーン、おじさんの言葉はAI技術が発達したからこそ見れるようなそんな瞬間でした。
このクソひでぇ音楽を止めろってんだよ!
酔っ払って出た言葉だとしても、たしかにAIに支配されてたらつまらんかもしれんな
しかもこのおじさんのCVが大塚さんやからマジで声がいいんだよなぁ~
冒頭のセリフもCV大塚さんが言っていたので、一番最初の二人に惹かれるのはこのおじさんかもしれんw
Carole&Tuesday
アルバシティでキャロルとチューズデイは偶然出会い、すぐに二人は意気投合!
キャロルが路上でピアノを弾いていての出会いなので、音に導かれたと言っても過言ではない !
■キャロル
・黒人、ヒップホップという言葉が似合うヘアースタイル
・明るい性格でなんでも乗り切れそうなタフさがある
・幼少は施設にいて、難民キャンプをしていた時にフローラさんの曲がカッコよくて音楽を始めた
・メロディー作りは得意(音だけでも気持ちが出せているぞい)
■チューズデイ
・金髪、いかにもいい所育ちの子(実際お金持ちw)
・音楽をするために家出をするのもシンディ・ローパーさんの影響を受けていたりとお年頃な女子
・17歳で不安はあるけど自分で進もうと気持ちは持って行動していたり、曲を聴いて涙が自然とでたりと感情豊か
・兄貴や母との関係は今後になにかありそう(いずれ家族で本音で話す事がありそう)
・学校に馴染めず引き篭もっている時にラジオで流れた曲を聴いて音楽をやりたくなった
・感情豊かやから歌詞が浮かび作詞の能力にすぐれている(ギターは持っているが、弾けなくもない?)
二人に共通しているのは年齢もですが、なんといっても夢ですよ!夢!
ミュージシャンになる
そりゃもうお互い音楽が好きで、夢も同じなら仲良くなれないわけがない
キャロルがピアノを弾くシーン、お互いの過去がチラリ見えるがセリフはない、しかし伝わってくるものはある
過去はたしかにいいものではなかったが、そんな事を含め歌で表現できるって所でも音楽っていいですよね~
キャロルはメロディーは作れますが、何かが足りない
その足りないものはチューズデイとだったら
そして、始まる二人の最高のセッション!!
合わせながら最後には歌詞が付く
歌い始めてお驚いたのが、圧倒的な歌声!
綺麗な歌声だけでなく、思いが籠もっているから惹きつけられる(二人が通じ合っていっているのが伝わる感じ)
Can you feel my~ Can you feel my~
動きに関しては実写のやつを撮ってそれをキャラにアニメーションで当てはめているのですごくリアル
それに音に関しては実際にそこで弾いているかのような感じもして、こだわりがすごい
音楽は生き物かのようなそんな二人のセッションでした!
曲ができた記念にインスタに写真あげ、0からのスタートという意味でも素敵♡
この時代にもインスタはあるんかいw
でもオシャンティーにも見えるし嫌いではないで
この作品が終わる事にはどんなつながりになり、どれだけキャロル&チューズデイが好きな人が増えるだろうか?
Marionette
どの立ち位置かは分かりませんが、個人的には今後二人の最大のライバルになるでろうと予想する人物のアンジェラもなかなか興味深い。
■アンジェラ
・短髪で盛ったような髪型、なんか現実とかでもいそうw
・仕事のOnとOffがすごい
・マンージャーはいじめたい存在(ここからも性格はお察し)
・アンジェラ母の力が大きい(母の存在が性格が悪い所にも影響しているかも)
3歳の時より、子役、モデルとして活躍しているアンジェラは有名人。本人としては退屈なので歌手に転向したいとのこと。
ただこれだけでは軽い気持ちと見えますが、彼女なりの覚悟はできていたのです。
タオというAIの力によってヒットを飛ばしてきた音楽プロデューサーの存在によって
アンジェラの覚悟、世の中をひっくり返す最高のマリオネットに
キャロル、チューズデイとは真逆の存在であり、どの時点で合うのかなという所にも今後が楽しみ
タオは見た目や喋りからしてもロボットのようで、全然頭の中が読めない…
1話は二人の出会いからこれからキャロル&チューズデイのスタートという事で、あっという間に終わった感覚です。
他の作品(2019春アニメ時点)もいい1話は作ってはいると思いますが、個人的にはこれは群を抜いています!
それぐらい良かったです。
そう思えたのもこの作品が一番に伝えたい音楽の部分、動きなど細かい所までこだわりが出ていたからやと思います。
セッションのシーンが特に素晴らしかったので、これお高いヘッドフォンとかで聴いたら更にすごいんだろなぁ〜と思ってしまった。
キャラに関してはキャロルとチューズデイに関してはちょいと書きましたが、共通点の部分で付け足しで言うと、どちらの過去を見る限り「孤独」というのはあったと思うで。
その孤独を知っているからこそ二人を通じ合うものがちょいとはあったかと思います。
なんにしろ二人の夢が同じ所でも素晴らしい景色を見せてもらいたい。
このアニメ自体オシャンティーだからEDもオシャンティーなるやろと思っていたら、やっぱりだったw
それにEDは可愛いも加わってたでw